吾妻神社
吾妻神社は、吾妻山公園の展望台下に位置し、梅沢の氏神様で、縁結びの神様として信仰されています。言い伝えによると、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が東征の途中、三浦半島走水から海路上総に渡ろうとすると、突如として暴風が起こりました。その時、妻の弟橘媛命(オトタチバナヒメノミコト)は海神の怒りを鎮め、あわせて夫の武運を祈って海中深く身を投じると海はたちまち穏やかになりました。7日後に命(ミコト)の櫛が海辺に流れつき、それを埋めて命の在りし日を偲んだ場所が吾妻神社であったと伝えられています。
二宮町山西896付近(吾妻山公園内)