浄源寺
山号を宝林山光明寺といい、浄土宗芝増上寺の末寺です。むかしは浄円寺という小寺でしたが、1615年乗応上人が入山され、浄源寺と改号されたといいます。本尊は阿弥陀如来像で町の重要文化財になっています。この像は漆箔の古色仕上で乗応上人のおり、平塚の土屋から移されたとも、土屋の大野善九という人が奈良地方へ遊びに行き相撲に勝って手に入れたともいわれています。その「円い顔、眉や目のなめらかなカーブ、豊かな頬、胸から腹にかけてたっぷりとした肉取りなど、本格的に仕上げられた関東に数少ない平安彫刻である」と専門家の評価も高いものです。
所在地 | 〒259-0134 神奈川県中郡二宮町一色765 |
TEL | 0463-71-0308 |
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