第25回にのみや観光フォトコンテスト[入賞作品]
- 観光協会では、二宮町の観光PRとして、自然や、風景、旧跡など、「にのみや」の魅力が伝わる写真を広く募集する「フォトコンテスト」を行っております。今回よりインスタグラム部門が新設され、より多くの作品が寄せられました。
審査結果
【応募結果】
写真部門 | |
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応募者数 | 作品数 |
71名 | 268点 |
インスタグラム部門 | |
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投稿者数 | 投稿数 |
78名 | 349点 |
【総評】 (審査員長 山口 高志 氏)
にのみや観光フォトコンテストへ多数応募下さりお礼申し上げます。
本年より、従来の写真部門とともに近年広く一般的となったスマートフォン等の普及に伴い、新たにインスタグラム(写真投稿を主とする)部門を設けました。スマホ映像は写真カメラより操作が手軽なことが大きな利点。その効果が作品に反映され、感じた目の前の光景をワンクッションで映像とした自由な視点、撮影アングルが斬新で、速写性を活かしスピードを感じる新鮮な作品が寄せられた事が大きな収穫です。
写真部門も季節を感じる二宮の風物をしっかりと見据え、撮影時の状況をよく見切って丁寧に撮影された作品が多く、撮影現場で感じた思いが伝わりました。一方、年中行事や祭り、二宮の地域性の一端が伺える。そのような、視点を感じる作品が少ない事をやや寂しく感じた次第です。
入賞作品
写真部門 推薦
推薦 「薫風わたる丘」 加藤 一郎 さん
- 何とも爽快な気分となる映像です。明快に輝く初夏の吾妻山の芝生広場を下る児童達の軽快な歩み、それを見守るような大榎のおおらかで優美な佇まい。児童達の歩みと呼応し空をゆったり渡る綿雲。画面からさやさやと風が吹き抜ける心持ちとなります。
写真部門 特選
特選 「山頂の春」 佐藤 泰弘 さん
- 7.8分咲きとなり、最も色合いがよく見頃を迎えたソメイヨシノ。その様を写真メールに納めんとする人。背後には残雪の富士が目映く、明快な陽春の好日感に溢れています。伸びやかな桜の枝が青空と芝生広場を覆うような画面構成が効を奏しました。
特選 「せせらぎの散歩道」 石井 良二 さん
- ワイドレンズ(広角)の特性を充分に引き出した的確な画面構成で、画面の手前に取り入れたアジサイの花群れが効果を発し、園内の左右方向への広がりを伝えるとともに、板橋上をそぞろゆく園児たちの動きがリアルに感じられます。
特選 「春を切り取る」 須藤 康男 さん
- カメラのファインダーに集中する女性を羨ましく感じる好天。おそらく、富士の夜間は降雪であったと思われます。冠雪の山頂部の清潔な輝き。箱根外輪山から立ち上がる積雲が富士の神々しさを引き立て、菜の花の強く甘い香りが画面に立つようです。
写真部門 準特選
入選
インスタグラム部門 推薦
推薦 アカウント名:masatodeluxe さん
- 吾妻山の満開の菜の花畑と判る、背景としたベース画像のボカシ効果が上手い。それに重ねた白雪の富士山が切り抜きのフレーム枠から浮き立ち、間近に迫る立体感が盛り込まれ一層の陽気を感じます。(注:当コンテストは合成写真、著しい画像処理、加工作品は不可と致しております。しかし、本作品はベース画像が同一撮影地であり、同日に撮影されたフレーム枠の実景イメージをより高める効果と認め、推薦と致しました。ご了承下さい。)
インスタグラム部門 特選
特選 アカウント名:lovenature9280 さん
特選 アカウント名:ninomiya_wakuwakudan_official さん
- 地引網を引き上げる人々の体制と動きをよく見切ってシャッターを切っています。浜に引かれるピーンと張ったロープの緊迫を応援するような、夏空を渡る形の良い巻雲が引き手の人々の動きと呼応し、梅沢海岸の爽快を引き立てています。